世界がやわらかく
僕に寄り添うとき
明け方
目覚める前の都市に
そっと
出掛けてみる
薄青い世界
空は青と瑠璃紺のグラデーション
風はなく
凪いだ世界
過度な熱や冷気もそこにはない
人間の気配も未だない
リアリティのない
眠った世界
守られている と いうような安心感
薄青い世界は
ぬるく やわらかく
僕を保護する
傷付かない世界は
存在すると知った
あたたかく保護されていたい
1時間だけの楽園
包み込むやさしい青
――――――――――――
言いたいことがよくわかりませんが
毎年初夏に感じる「しっくりくる世界」がいままさにあるんだよってこと
守られている予感
そういえば実家にいたときは
よく 凄まじい朝焼けを見たものですが
都内にきてから3年 一度も見てない気がする。
なんでだろう
凄まじい夕焼けは数度見ますが
朝焼けのほうがいい
独り占めしている満足感
でもきっと私はだれかに伝えたくて
また 散文を書くのでしょう。
PR
なにか、大切なことを思い出せそうな気がするんです。
美文ですね、心に馴染む。